サンフランシスコベイブルース!
Yokohama.
『頭かかえて 座り込んでいる〜♪ 一体これからどうしたらいいんだろう』
年に一度の横浜ジャグバンドフェスティバル!13日の土曜日、開催されました。
この日はstaffとしてちゃっかりLIVEを見させてもらって…
一日中踊りまくり、喋りまくり。
なぜか外国人にばかり話しかけられる私…
それか人生を語るおじいちゃん…
隣でビラ配りしてる私に、伍代夏子さんのことをずーっと語ってくださった逗子のおじいちゃん、忘れません!
途中で、あるきっかけで、なぜかステージに連れ込まれ踊らされる私…(笑)
恥ずかしやぁー!と思いきや、大好きなサンフランシスコベイブルース日本語verの演奏がはじまった!
隣のボーカルのおじさんが、あの歌詞を歌っている。
小さい頃お父さんがよく歌っていたあの歌だ!
『頭かかえて 座りこんでいる〜♪』
私は覚えてる限り、一緒に歌っちゃうことにした。
あれがいつだったかはあまり思い出せないんだけれど、いつからかお父さんのギターに合わせて歌をうたうようになっていた。
ブルースや、フォークソングが多かった。
ギターにははじめあまり興味がなく、歌ってばかりいた。
ただ、お父さんが弾くアルペジオはいつも心地よく、お父さんの右手の親指はきれいにそりかえり、ギターを弾くと曲がる魔法の指だと思っていた記憶がある。
そんなお父さんをいつも見ていた。
いつだったか、版画にもしていたようだ。
ある日お父さんが弾いていたメロディーがかっこよくて、教えてもらうことにした。
はじめて覚えたギターは、Eのブルースだった。
お父さんが弾いてるそのまんまをコピーし、それからというもの今日までそのフレーズは変わることなく、弾き続けている(笑)
その次にきちんと覚えたのは、『22才の別れ』だっただろうか。
アルペジオは難しかった記憶がある。
ジャグフェスのステージで、サンフランシスコベイブルースを歌っているお父さんの声が頭に入ってくる。
全部覚えていた。
あとで、マイクはいってなかったよ!と言われ、なーんだ!(笑)と笑った。
そんなことどうでもよくて、自分がこの歌を、あの時のままずっと覚えていたことに、嬉しくなった。
『ちーちゃん、上手らー!ひぇー!』
きょねん実家で何気なくギターを弾いていたらお父さんが言ってきた。
私は、ただいつもニンマリするだけ。
そんな私の右手の親指は、まだまだ真っ直ぐ。
魔法の指になど見えない。
ある日から突然ギターが好きになった。
Eのブルースを弾いた日から、楽しくなった。
それ以来、ブルースを歌うことも弾くこともほぼないのだけれど、
ライブで歌いたいなぁって、そう思った!
そんなことを思いながら、今日もギターとピアノをポロロン。
ジャグフェス、楽しかったー!!