高校でうたう
燕市にある、吉田高校の全校生徒の前で歌いました。
テーマは「薬物乱用防止」・・・。
ん〜。
薬物を使う人の気持ちがわからないわたしが、良いとか悪いとか、どうせだのああせだの、言えないので。いろいろ考えていました。
悲しいとき・つらいとき、みんなには何が隣にあるのか?
どんなことだっていいと思う。
それが、たとえ薬物だったとしたら、その苦しみはその人にしかわからん。手を出してみて気づくことがあるんだろう。
わたしは、やっぱり音楽なのかな。
ほんと不思議で、この間どうしようもなく苦しくなったとき、泣きながらも歌い始めたら、スーッと、少しずつ痛みが和らいでいった。
自分で、クスッとしてしまったよね。
ステージの上、ただ、命だけは…いのちだけは、なくしてほしくないなって。その一心でした。目の前にいのちがたくさんありました。
かっこつけて、「歌でみんなに勇気を!」なんて、思ってみても、人間いろんな人がいるんだから。それぞれ、思うことがあっていいし、だるいなーと思ってる人がいたっていいと思う。本当に、気にしない。
ただ、わたしにできることは、わたしがこうやって求めてもらったものは、コレなもので。
だから、自信を持っていこうと思う。
その日の夜は、長岡音楽食堂でおしのびライブだったのだけれど、すごく良い歌がうたえたんだあ。
この空気を、忘れないでおこうと思う。