高校でうたう

2012.9.19

燕市にある、吉田高校の全校生徒の前で歌いました。

テーマは「薬物乱用防止」・・・。
ん〜。

薬物を使う人の気持ちがわからないわたしが、良いとか悪いとか、どうせだのああせだの、言えないので。いろいろ考えていました。


悲しいとき・つらいとき、みんなには何が隣にあるのか?
どんなことだっていいと思う。

それが、たとえ薬物だったとしたら、その苦しみはその人にしかわからん。手を出してみて気づくことがあるんだろう。



わたしは、やっぱり音楽なのかな。

ほんと不思議で、この間どうしようもなく苦しくなったとき、泣きながらも歌い始めたら、スーッと、少しずつ痛みが和らいでいった。


自分で、クスッとしてしまったよね。



ステージの上、ただ、命だけは…いのちだけは、なくしてほしくないなって。その一心でした。目の前にいのちがたくさんありました。


かっこつけて、「歌でみんなに勇気を!」なんて、思ってみても、人間いろんな人がいるんだから。それぞれ、思うことがあっていいし、だるいなーと思ってる人がいたっていいと思う。本当に、気にしない。


ただ、わたしにできることは、わたしがこうやって求めてもらったものは、コレなもので。
だから、自信を持っていこうと思う。





その日の夜は、長岡音楽食堂でおしのびライブだったのだけれど、すごく良い歌がうたえたんだあ。

この空気を、忘れないでおこうと思う。